優しさの引き出し方ー穏やかな心で居る為にー

愛僕は、介護の仕事をしています。認知症のお年寄りを相手にしていますので、利用者さんに対してどれだけ優しく接する事が出来るかが日々のテーマになっています。

しかし僕も人間ですから、気持ちが落ち着いている時と、イライラしやすい時はあります。忙しい時に手を煩わされれば「怒り」も出てこない訳ではありません。

しかしながら、こんな仕事をしていますから「自分が如何に優しくなるか」に対しては、他の仕事をしている人より、もしかしたら考え方が進んで居るかもしれません。

ですので、今日は優しさの引き出し方についてお話ししようと思います。

相手を大きく包み込む気持ち

ヒーリング誰かに対して優しくなれない時、大体の人は、その人を自分と同じ位置で見ています。

例えば「こんな事も出来ないの?」っとイライラする事はよくある事ですが、その時、自分と相手の位置関係を同じ目線で見て居る筈です「自分が簡単に出来るのだから、相手も出来て当たり前」そう思っているから、出来ない事にイライラします。

しかし、人間と言うのは得意、不得意があります。あなたに出来るからと言って、相手に出来るとは限らないのです。

僕の仕事の場合「認知症のお年寄り」っと言う事もありますから特に、大きな目線で相手を見ないと「イライラ」に支配されてしまいます。

何かを出来る出来ないで判断するなら、貴方が相手より大きく上に立っています。上から目線で物事を見ろっと言っているわけではありませんが、出来ない人に対して貴方は上の立場から物事を見なければならないのです。

相手を上から見下ろすと、小さくなっている相手が見える筈です。小さく縮こまった相手は、あなたが大きな心で守ってあげなければいけません。

相手が小さく見えると「守ってあげたい」っと言う心が出てきます。相手が出来ない事で、貴方が得意とする事ならその大きな心で出来る様に「指導」してあげたり、貴方がフォローしてあげてください。

その時「甘やかす事は為にならない」っと言う心は捨ててください。それは貴方に無意識に植え付けられた概念です。甘やかす事は良い事でも、悪い事でもありません。

その思い込みを捨てないと貴方は「人に甘えられなくなります」人に甘えられない人は、先細りしていずれ苦しい立場に自分を追い込んでしまいます。この世は「助け、助けられ」の世界なのです。あなたはたった一人で、この世界を生きて行く事は決してできません。

必ず誰かから助けられているのです。

「自分は得意だが、この人はこれが苦手なのだ」っと思って優しくフォローしてあげれば、逆に貴方が苦手で出来ない事をフォローして貰う事が出来ます。この世界は持ちつ持たれつの世界です。優しさを与えれば、必ず優しさが返ってきます。

愛する人に隔たりを作らない

優しさこの世で「愛」っと表現すると、恋人、夫婦、子供など、近親者だけに「愛」を持てば良いっと言う風に受け取られる「表現」が多い様に感じます。

「愛」っと言うとこの世界では「恋愛」など、見返りを求める「愛」が主流ですが。

僕らは元々「愛」の存在です。そして「愛」が生きて行く原動力でもあります。「愛」とは見返りを求める愛では無く「ありのままの相手」を「ありのまま良し」とする事です。

外の世界の人を「ありのまま」愛せれば、貴方は自分も「ありのまま愛する事」が可能なのです。

愛する人だけに「愛」を与え、他の人には「愛」は与えないっとしてしまうと、貴方は条件の付いた所しか「自分を愛する事が出来なくなります」そして、愛する人以外の人には優しい気持ちになれないっと言う現象が起きてしまいます。

これが「争い」や「戦争」などを起こす原因でもあるのです。「愛する者を守れれば他の人間はどうでもいい」っと言う悲しい選択をしてしまうのです。

全ての人が、全ての人を「愛」する事が出来れば、この世に争いは起きません。

すべての人に「ありのままで良い」っと言う「愛」を与える存在になれてこそ「穏やかな自分」になる事が可能なのです。

僕らは自分の中にほんの少しでも「自分を愛せない所」があると、必ず苦しくなるように出来ています。外の世界は、僕らの内側を映す鏡になっています。外の世界で「愛せない他人」が居ると言う事は「自分の中に愛せない所」があると言う事なのです。

「穏やかな心」で居る為には「外の世界」の全てを「許す」っと言う事が必要です。許す事が出来た時「優しい自分」を見つける事が出来るようになります。優しい自分を感じる事は、他の誰の為でもありません「穏やかな自分」を見出す為に、自分の為に行う事なのです。

全ては一つに繋がって居るっと言うのがこの世界の仕組みです。全てを愛すると言う事は、自分の全てを愛する事に繋がるのです。

優しさに包み込まれると全てを包み込むことが出来る

愛 優しさ人に「愛」を与えられるようになる為には、まず、自分を「愛」で満たす必要があります。「愛」と「優しさ」に満ち溢れた時、初めて「外の世界の人」に愛を分かち合う事が出来ます。

当然の事ですが、僕らは「心が満たされ優しい状態」でなければ人に「優しい」気持ちにはなれませんよね。まずは自分を「愛」で満たす必要があります。

愛に満ち溢れた「コップ」をイメージしてください。コップに「愛」っと言う水が満ち溢れコップからその水があふれ出で、そのあふれ出た水が周囲の乾いた心を満たすのです。

「自分のコップ」がカラなのに「人に愛をあげよう」っとすると、それは偽善的になります。それこそ、困っている人が見離せないっと思ってしまい、借金地獄になってしまうなどと言う事もあるかも知れません。

優しさと、愛に包まれるためには、外の世界の出来事を「許し、認め」手放し、自分の愛の蛇口を少しづつ開いていき、自分を「愛」でみたしてあげてください。

「愛」に満たされた時の「幸福感」は、本当に素晴らしい物です。

僕もよく、体験するようになりましたが本当に「全てが愛おしく」感じる事が出来るようになります。全てが「愛おしい」時、自分の中に「愛」が満ち溢れます。

その時の自分は間違いなく「愛」に近づいているっと感じる事が出来ます。

本当の優しさは「一日にしてならず」かもしれませんが、日々自分の許せない所を見つけ、許し認め、手放し「愛」に満たされながら「優しさ」を追求してみるのも、とても良い刺激になると思います。


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